初等科NEWS

第28回「オール学習院の集い」合唱部

2014年05月23日

 4月13日(日)、目白キャンパスで第28回「オール学習院の集い」が開催されました。創立百周年記念会館では、幼稚園から大学、卒業生にわたる音楽関係の団体による合同演奏会が行われました。
 初等科合唱部は、ヘンゼルとグレーテルより「こうして踊ろうよ」と宮澤賢治の詞と曲で「星めぐりの歌」を歌いました。

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 ヘンゼルとグレーテルは、ヨーロッパでは冬の時期を中心にいろいろな劇場で上演されています。空腹を持て余したヘンゼルとグレーテルのあどけない表情を2拍子の軽快なメロディーで生き生きと歌いあげました。

 「星めぐりの歌」は、宮澤賢治の童話の雰囲気を感じながら、星の世界に想いをめぐらせる歌です。5年生の校外教育では、岩手県を訪れますが、その折に宮澤賢治の生い立ちや育った自然の風土に親しむことができます。素朴なメロディーのなかに、賢治の描いた豊かな発想の世界に触れる機会を得てくれればと願っています。


合唱部 演奏会出演

2013年07月19日

 合唱部は、学習院OB管弦楽団第67回定期演奏会に出演し、カール・オルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」の児童合唱を演奏しました。指揮は三石精一先生です。

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 荘厳な姿のパイプオルガンを傍らに、ステージの左右に分かれて並びました。打楽器の迫力ある音が耳に残るなか、演奏が進められます。そよかぜのようなフルートのやわらかい旋律に続いて合唱部が歌います。やがて、合唱団の力強い歌声や豊かな管弦楽の響きとともに、曲のクライマックスへと導かれます。

 先月の初等科芸術鑑賞会では、全校で管弦楽の演奏を味わいました。間もなくして、この演奏会のステージに立つ機会を得ることで、生きた芸術を体感する素晴らしい経験ができました。


合唱部 演奏会出演

2013年01月23日

 今年度9月に行われた学習院OB合唱団の「カルミナブラーナ」演奏会に、初等科合唱部も出演しました。

 演奏会では、よく知られた管弦楽による改訂版の演奏ではなく、原曲のとおり2台のピアノと打楽器による演奏で、とても新鮮な印象を受けました。

 6年生は4年生のときに、飯守泰次郎先生の指揮で東京シティフィルハーモニックと改訂版を演奏する機会がありました。そして、今回、三石精一先生の指揮で原典版を演奏するという、たいへん貴重な経験をすることができました。

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合唱部~初等科祭の発表

2011年12月15日

 聴いていて楽しめる、聴いていて飽きない、演出に工夫が感じられる、を目指して初等科祭で発表しました。

 「気まぐれロマンティック」「切手のないおくりもの」「カントリーロード」は部員の希望で取り上げ、「気球に乗ってどこまでも」「少年の日はいま」など合唱曲としてのスタンダードナンバーを含めて、7曲を歌いました。

 終演後、会場から、「あっという間だった」「司会がシンプルでよかった」等の声が上がりました。練習を積み重ねて発表に臨みましたが、表現や演出の意図をみなさんに受け止めていただくことができ、充実感と達成感を味わうことができました。


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学習院OBブラームス合唱団定期演奏会に出演

2010年07月23日

 初等科合唱部は、7月、東京オペラシティコンサートホールで行われた「学習院OBブラームス合唱団第16回定期演奏会」に、「カルミナ・ブラーナ」の児童合唱として出演しました。指揮は飯守泰次郎先生、管弦楽は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏です。

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 「カルミナ・ブラーナ」で児童合唱が登場するのは、第15曲と第22曲です。

第15曲「愛の神はいずこにも飛び来たり」
 やわらかなそよ風を思わせるフルートの旋律が始まると、初等科合唱部とソプラノ独唱の出番です。フルートの風が流れるような旋律が何度も繰り返され、驚くほど息の長い繊細な声で歌われるソプラノ独唱のあとに、最後の一節を歌ってこの曲は終わりました。

第22曲「楽しい季節」
 今度はバリトン、ソプラノ、女声合唱、混声合唱との掛け合いになります。フルートの旋律が静かに終わると、飛び込むような始まり方で混声合唱が華やかに歌います。打楽器のリズムに合わせて、繰り返すようにテンポが速くなると、最後は全員の合唱になります。2階席の合唱部の声が混声合唱と管弦楽に溶け込んで、感動的な音の世界がホールに広がりました。

 演奏終了後、会場からは大きな拍手がわき起こり、しばらく鳴り止みませんでした。舞台の演奏者たちも互いに讃えあい、部員のだれもが感動と喜びで心が満たされました。

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 今回、音楽の歴史のなかでも著名な作品を演奏する機会を与えていただきました。さらに、大勢の人々とともに歌声を重ねてゆくことのすばらしさや、感動を分かち合う喜びを実感することができ、言葉では言い尽くせないほどの豊かな経験をすることができました。

第24回「オール学習院の集い」合唱部

2010年07月23日

 4月18日(日)、目白キャンパスで第24回「オール学習院の集い」が開催されました。      
 合唱部は、中田喜直作曲「春が歩いてる」と、石井亨作曲「虹色の橋をかけよう」の2曲を演奏しました。

 「春が歩いてる」は、春の訪れをかすかに感じながら、次第に、そして確実に春がやってきたことへの喜びを歌った曲です。
 「虹色の橋をかけよう」は、人々が世界を超えて信じることや愛することができるように、心に虹色の橋をかけていきたいという願いを歌った曲です。

 日ごろの練習では、作曲者の思いを伝えられるように、言葉を大切にしながら、丁寧に歌いあげることを心がけてきました。演奏を終えた後には、たくさんの拍手をいただき、ステージを後にすることができました。

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第23回オール学習院の集い (合唱部・管弦楽部)

2009年04月30日

 4月19日(日)に学習院目白キャンパスで「第23回オール学習院の集い」が開催されました。

 百周年記念会館では、オール学習院大合同演奏会が行われ、初等科からは合唱部と管弦楽部が参加しました。

 この演奏会は、幼稚園から初等科、中高等科、女子部、大学、卒業生までが一堂に会する演奏会です。

 合唱部は、「天使の羽のマーチ」と「気まぐれロマンティック」を合唱しました。「気まぐれロマンティック」は、部員が自ら選んだ曲でもあり、練習にも当日の合唱にも熱が入りました。

 管弦楽部は、「ハンナモンタナ」と「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」を演奏しました。「ハンナモンタナ」はリズムに乗って楽しく演奏できました。また、「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」は、しっとりと美しい音色で演奏できました。

 最後は、福田一雄先生の指揮で、「威風堂々第1番」と「ラデツキー行進曲」を出演者全員が演奏し、2時間に及ぶ充実した演奏会は閉幕となりました。


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