理科授業での電子黒板の利用
2017年03月10日
初等科では今年、電子黒板を使った授業をテーマに、研究授業をしています。理科室に備え付けの電子黒板を使った3年生の理科授業の様子をご紹介します。
3年生は、今、「もしも原子が見えたなら」という単元を学習しています。
一通りの学習を終えたところで、「もしも原子が見えたとしたら、わたしたちのまわりにある空気は、どのように見えますか」という質問をしました。これは、学習の初めの質問と同じです。
子どもたちは学習内容や経験を元に、空気の分子の様子を想像して絵を描きました。それをタブレットPCで写真に撮り、電子黒板に映し出し、意見を発表し合いました。学習前と比べて、正しいイメージを持てていることが分かりました。
続いて、空気の分子運動のシミュレーション動画を見せました。
大画面の中で激しく飛び回り衝突し合う空気の分子の動きを見ながら、子どもたちは、「やっぱり窒素分子が多い。」「二酸化炭素分子を見つけた!」「ヘリウムはめったに出てこないけど、時々見つかった。」などと発言し、空気の分子のイメージを膨らませることができました。