初等科NEWS

獣医の先生のお話を聞く会

2010年03月04日

 愛育園で飼育しているチャボたちの健康状態を管理してくださっている獣医の伊庭高義先生をお招きし、飼育委員全員でお話をうかがう機会を持ちました。

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 伊庭先生からは、チャボのことだけでなく広く動物全般についてでもよいので、たずねたいことがあればお答えしますよと、事前にお言葉をいただいていました。
 そこで、質問を募ったところ、動物の不思議についての率直で素朴な質問がたくさん出てきました。
 先生は、資料を交えながら、とてもわかりやすく解説をしてくださいました。そのお話があまりに楽しかったので、あっと言う間に時間がたってしまいました。

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 委員会活動としてのチャボのお世話を通して、子どもたちなりに気付き学ぶことが多々ありましたが、その体験にとどまらず、いろいろな動物に興味の目を向けるよい機会となりました。

ひよこの誕生

2009年07月13日

 正門の右手に「愛育園」があります。小さな小屋とネットに囲まれた小さな広場からなっていて、現在、6羽のチャボを飼育しています。
 ふだんは管理のしやすい小屋の中で飼っていますが、天気がよい日の休み時間には、外のネットに囲まれた広場に移します。
 小屋の掃除やえさやりなどの世話、チャボの広場への移動などは、児童会の飼育委員の児童が当番として行っています。
 休み時間には、たくさんの児童がやってきて、抱いたりなでたりして、動物とのふれあいを楽しみます。
 しかし、めんどりは卵は産むのですが、さっぱりひながかえりませんでした。この冬には1羽が病死しているので、飼育委員の児童全員が心配していました。
 その愛育園に、かわいいひよこが2羽誕生しました。

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 全身羽毛に包まれたふわふわのひよこは、はじめは親鳥のおなかの下にもぐりこんで、なかなか姿を見せてくれなかったのですが、今ではずいぶん慣れてきて、親と一緒にえさをついばむ姿がよく見られます。

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 当番の飼育委員の児童も、いつもよりも足早にやってきたり、当番でない曜日にも顔を出したりして、ひよこのことを気遣っています。

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 いつもはあまり愛育園に顔を見せない児童もやって来て、小屋をのぞいては、「かわいいなあ。」「小さくて、ふわふわだ。」などと言い合っています。
 新しい生命を目の当たりにした子どもたちの視線は、とても温かです。