初等科NEWS

若葉のころ―春の初等科生の様子―

2009年04月30日

 科長室の窓枠のところに桜の花びらが2枚ありました。風に運ばれて来たのでしょう。

 窓越しの校庭からは、「さようなら」という元気な声が聞こえてきます。1年生です。帰りじたくのできた子どもが順に主管の先生の前にならび、一人ずつあいさつを交わして、正門から帰って行きます。お母様の笑顔に見守られながら帰ります。

 このようすを見守っていたころの大銀杏は、うすい若草色の衣を纏っていました。
でも、いまは緑色のしっかりした衣を纏っています。

 そのとなりでは大きな鯉のぼりが、ゆったりと空高く仲良く泳いでいます。

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第23回オール学習院の集い (合唱部・管弦楽部)

2009年04月30日

 4月19日(日)に学習院目白キャンパスで「第23回オール学習院の集い」が開催されました。

 百周年記念会館では、オール学習院大合同演奏会が行われ、初等科からは合唱部と管弦楽部が参加しました。

 この演奏会は、幼稚園から初等科、中高等科、女子部、大学、卒業生までが一堂に会する演奏会です。

 合唱部は、「天使の羽のマーチ」と「気まぐれロマンティック」を合唱しました。「気まぐれロマンティック」は、部員が自ら選んだ曲でもあり、練習にも当日の合唱にも熱が入りました。

 管弦楽部は、「ハンナモンタナ」と「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」を演奏しました。「ハンナモンタナ」はリズムに乗って楽しく演奏できました。また、「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」は、しっとりと美しい音色で演奏できました。

 最後は、福田一雄先生の指揮で、「威風堂々第1番」と「ラデツキー行進曲」を出演者全員が演奏し、2時間に及ぶ充実した演奏会は閉幕となりました。


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平成21年度入学式

2009年04月30日

 今年は、桜の花びらが舞う入学式でした。

 ご父母の方々と幾分緊張した面持ちで初めの一歩を踏み出した新1年生たちを、優しい薄ピンク色の花びらとともに迎えることができました。

 新一年生は全員で、
「わたしたちは、今日から学習院初等科の一年生です。よい子になります。」
と元気よく1年生主管の言葉の後にしたがって誓いの言葉を述べ、入学式は終了しました。

 この「誓いの言葉」は、35年ほど学習院初等科の入学式で続けられています。初等科生であればだれもが心に刻んで忘れられない言葉になってほしいという願いのこめられたものです。


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5年生雪の学校

2009年04月30日

 3月下旬、5年生の「雪の学校」が行われました。今年で20回目の「雪の学校」は、標高約2000mのところにありますが、暖冬にもかかわらず今年も雪に恵まれました。

 2日間にわたるスキー学校では、スキー技術に応じて、インストラクターの方の指導をいただき、どの児童もみるみる上達しました。初めてスキーを経験した児童も、頂上から滑り降りてこられるようになりました。


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 そりすべりやかまくら造り、雪上ハイキングなども体験しました。

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 また、夕食後に、地元の方に野生動物の習性や生態、人との関わりについて話していただきました。

 そして、最後の晩には、夜の雪原でキャンプファイヤーを楽しみました。燃えさかる炎とともに、歌を歌ったりダンスをしたりしました。歌声が雪の山々にこだましていきました。
 炎が小さくなったころ、代表児童の詩の朗読を聞きながら、満天の星空の美しさとともに、たくさんの思い出を深く心に刻んだことと思います。

 このように、「雪の学校」では、スキーはもとより、さまざまな体験を通して自然に親しみ、雪国の生活の一端を学んでいます。