初等科NEWS

第31回東京私立小学校児童作品展   「ほら、できたよ」

2016年02月24日

 第31回東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」が、2016年1月27日から2月1日まで、松屋銀座の8階イベントスクエアで開催され、例年通り学習院初等科も参加しました。
 参加校25校の児童たちが、思い思いにつくった、色とりどりの作品が広い会場を埋め尽くし、今年も賑やかな展示となりました。5日間の会期中に2万人近い方々が来場してくださいました。飾られた自分の作品をたくさんの方に見ていただく喜びを味わい、他校の作品を見てその違いから様々な表現があることを学ぶ機会となりました。

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 初等科は「オノマトペ」(音や様子を表した言葉)をテーマに、1・3・5・6年生の4学年全児童の作品を展示しました。

○初等科作品「どきどき、わくわく、オノマトペ、どっさり、びっしり」
 (横7.2m×縦1.8m)

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○1年生 
 1年生は「どうぶつ」のオノマトペ。背景の模様で鳴き声や動きを表し、選んだ動物は紙粘土でつくりました。

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○3年生
 3年生は「デコボコ」。でこぼこの線で紙を2つに分け、偶然できたそれぞれの形から想像したものを切り紙で仕上げました。

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○5年生
 5年生は「自然」。風、雨、雪など自然現象を表すオノマトペを線と形だけで抽象的に表現しました。

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○6年生
 6年生は「自由」。言葉も素材も限定せず、文字自体のデザインでその意味が伝わるように工夫しました。

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第30回東京私立小学校児童作品展 「ほら、できたよ」

2015年02月17日

 2015年1月28日から2月2日まで、東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」が、松屋銀座の8階イベントスクエアで開催されました。
 今回の参加校は過去最多の27校となりました。いちだんと広くなった会場いっぱいに各校の個性あふれる作品がならんで、30回記念展にふさわしい充実した展示となりました。会期中の入場者も初めて2万人を超え、初等科からも多くの児童が家族とともに来場し、友だちの作品はもちろん、他校の作品からもおおいに刺激を受けたようです。

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 初等科は、「12の月の物語」と題して、1年生から6年生まで全校児童800余名による集合作品を展示しました。1月担当の1年東組・西組から12月担当の6年南組・北組まで、学年順に2クラスずつそれぞれの月の行事などをテーマにした作品です。

○初等科作品「12の月の物語」(横4.8m高さ1.8m)
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○1年生 1月「かわりだるま」               2月「かわりおに」

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○2年生 3月「おひなさま」                4月「さくらの花びらひこうきにのって」

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○3年生 5月「にぎやかなこいのぼり」         6月「すてきな雨がさ」

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○4年生 7月「おもしろ星座」               8月「おもしろ花火」
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○5年生 9月「月のうさぎ」                10月「ハロウィーン」

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○6年生 11月「酉の市〜福の神」           12月「サンタがやってくる」

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第44回 初等科祭

2014年12月19日

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 11月29・30日に初等科祭が行われました。各学年の教室には図工や書写・書道、家庭科の作品など、理科室では夏休み自由研究が展示されました。正堂では2・3年生の劇や歌、演劇クラブ、落語クラブ、合唱部の発表が行われました。
 また、クラブや委員会の参加型イベントでは、伝統の葉脈標本づくりやセラフラワー、囲碁将棋、紙芝居、手づくりのゲームなど、長い行列ができました。各運動クラブのチャレンジコーナーも、雨で一部2日目に振り替えとなりましたが、楽しく充実した2日間となりました。
 ここでは、図工の展示作品から、その一部を紹介します。


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1年:ゆめのなかのいきもの        2年:どうぶつとすむおうち 


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 3年:水の中の世界            4年:やきものハンドベル


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5年:風のいろ風のかたち          6年:ミニ屋台・石の時計


第29回東京私立小学校児童作品展 「ほら、できたよ」

2014年02月25日

 2014年1月29日から2月3日まで、東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」が、松屋銀座の8階イベントスクエアで開催されました。
 今回の参加校は26校、5日間の会期中に計18,915人もの方々にご覧いただきました。初等科からも多くの児童が家族とともに来場し、他校の作品からも多くの刺激を受けたようです。
 また、今回の「ほら、できたよ」題字は、第1回展以来久しぶりに初等科が担当。6年生による題字がポスターや案内状はがき、会場入口に使われました。


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 初等科は、「ひらけ〜 ごま!」を統一テーマに、1・3・5・6年生全児童による集合作品を展示しました。

 展示場所は会場の回廊部分、左右両側に向かい合うように3年と6年、1年と5年の2学年ずつ、2面に別れての展示となりました。


○3年・6年全景


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・3年「ひらけ! 虫くいあな」          ・6年「ひらけ! 夢のたまご」


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○1年・5年全景


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・1年「ひらけ! どこでもドア」          ・5年「ひらけ! 夢のまど」


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第28回東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」

2013年02月18日

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 1月30日から2月4日まで、東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」が松屋銀座で開催されました。初等科からは、「海は広いな楽しいな」を統一テーマに1・4・5・6年生全員による集合作品を展示しました。

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1年:キラキラの海の中

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4年:泳げ!ダンボール

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5年:ゆかいな潜水艦

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6年:竜宮城へ

 今回の参加校は24校、5日間の会期中に計18,962人もの方々にご覧いただきました。初等科からも多くの児童が家族とともに来場し、他校の作品からもたくさんの刺激を受けたようです。


第42回 初等科祭

2012年12月12日

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 11月24・25日に初等科祭が行われました。


 各学年の教室では、図工や書写・書道、家庭科の作品などの展示。正堂では、2・3年生のげきや歌の発表、クラブや委員会の催しには長い行列ができるなど、楽しく充実した2日間となりました。

 今回は、図工の展示作品から一部紹介します。

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1年:まるのどうぶつ      2年:ぼくのわたしのたからばこ


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3年:へんしんおめん     4年:すてきなえんぴつ立て


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5年:あの日あの時・・・            6年:石の時計

初等科祭に向けて

2011年11月07日

 図工の授業では、2学期が始まると初等科祭に展示する作品づくりに取り組んでいます。毎年定番となっている作品もあれば、テーマや表現方法の違う作品など、どの作品もたくさんの時間をかけてつくり上げています。その中から、2年生の作品について紹介します。

 2年生の授業では、学校の給食で食べたたまねぎの皮、初等科にある枇杷の木の葉を使って毛糸を染め、その毛糸を使って作品づくりをしています。
 毎年、このような材料で本当に毛糸が染まるのか、いったいどんな色に染まるのかと半信半疑のようすですが、染まった毛糸を鍋から引き上げると、まるで魔法を眼にしたかのように歓声が上がります。また、媒染という作業をすることで、同じ染材を使っても違う色合いに染めることができ、その変化の様子も新鮮な驚きとなっています。

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鍋の中のようす         枇杷の葉っぱを洗う>


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毛糸をそめている間は、材料の観察の時間


 草木染めは、絵の具のような鮮やかさや色数に欠けると思われがちですが、実際には豊かな色合いの変化を見せてくれます。こうしてできた毛糸に触れていく中で、例えば「きいろ」の毛糸の中に色の濃淡だけではなく、微妙な赤や緑などの色味を感じとり、色彩への興味や関心が豊かになっていくのを感じます。

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かすり糸づくり              染まった毛糸


 染めた毛糸は、みんなが使いやすいように初等科オリジナルの糸巻き機で巻いていきます。くるくると調子よく巻けるときもあれば、途中で糸が絡まってしまうときもあります。お互いに協力しながらグループで作業をすすめ、毛糸が小分けになるとようやく作品づくりとなります。

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糸巻き機                小分けに巻いた毛糸


 毛糸染めは、作品をつくるための準備段階ですが、そこにはたくさんの感動や学びがあります。手づくりの毛糸で、自分の好みに合う色やその組み合わせを考えながらつくった作品は、まさに十人十色。今年もどのような作品ができあがるか楽しみです。

 初等科祭では、友だちや他の学年の作品を鑑賞することで、それぞれの良さを見つけ合い、そこからつくりたいという気持ちがますます広がっていく機会にしたいと考えています。