初等科NEWS

運動会

2009年11月20日

 当初は10月10日(土)に予定されていましたが、新型インフルエンザの影響で学級閉鎖が相次ぎ、17日(土)に延期されました。運動会当日も学級閉鎖が心配されましたが、全クラスが元気に参加できました。

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 以下、各学年の競技の一部を紹介します。


■1年生 ダンス

 1学期から練習を開始し、時間をかけてステップの練習をしてきました。2学期初めでは、まだたどたどしかった足並みですが、運動会前にはしっかりそろうようになりました。
 手具はお家の方の手作りです。子どもたちは「まるちゃん」と呼んで、大切に扱っていました。さらに、子どもたちのアイデアで、自分のまるちゃんに気に入った顔をつけたことで、いっそう愛着が増したようです。ダンスの最中は、まるちゃんは生きているように元気に動いてくれました。

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■2年生 だるまはこび

 だるまを乗せたたんかの棒を4人で肩よりも上に担ぎ、旗の向こうを回って返ってきます。だるまを落とさないようにすばやく運ぶためには4人の呼吸を合わせることが求められます。しかし、それがなかなか難しいので、そこに競技のおもしろさの一つがあるとも言えます。
 練習の努力が実り、ハイレベルな競争ができました。

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■3年生 棒引き

 対戦相手と場所を変えて、2回戦行われました。1回戦はうつ伏せ、2回戦はあおむけからスタートします。
 1回戦は白組が6対3で勝ちました。2回戦は赤組が奮起し、7対3で勝ちました。1勝1敗となったため、棒の合計の本数10対9で赤組が勝ちました。白熱したよい競技でした。

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■4年生 ソーラン節

 初等科では4年目となった演目です。動きが激しく、柔軟性や体力も求められます。1学期に初めて振りつけをしたときはなかなか腰を落とせず、みんなすぐに筋肉痛になっていました。
 当日の校庭に響き渡るいちばん大きな音は、音楽や太鼓のそれではなく、子どもたちの力強いかけ声でした。

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■5年生 四谷かいだん?

 3人で大玉を担ぎ、途中でその大玉を階段に登らせ、また担いで帰ってくるリレー式の競技です。大玉は案外重くて持ちにくく、自分の腰の高さ以上の階段を転がすのは一苦労です。3人のチームワークが求められます。
 ネーミングは四谷怪談にかけて、しゃれてみました。

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■5・6年生男子 騎馬戦

 短い練習時間を最大限に生かして、今年も6年生のリードのもと、例年通りの力強さを見せてくれました。
 5年生は、はじめは騎馬を組むだけで一苦労でした。しかし、6年生の戦う姿の頼もしさに刺激され、はじめはびくびくしていた子どもたちが、徐々に騎馬で駆け回り、戦うことができるようになっていきました。
 正々堂々と戦う様は、見ごたえがありました。

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■5・6年生女子 むかで競走

 初等科の伝統種目です。3人の呼吸を合わせなければ、走るは言うに及ばず、歩くことさえできません。無理に走ろうとすると、転んでしまいます。簡単なようで実はかなり巧緻性を要する種目です。6年生が5年生にアドバイスをする場面も見られ、心を一つにして取り組みました。
 本番では、どのチームも一段とスピードアップしただけでなく、アンカーがゴールするまで勝敗は分からない白熱した展開となり、会場を沸かせました。

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どの子どもたちも真剣な表情で参加し、自分の力を精いっぱい発揮した一日でした。