初等科NEWS

6年生東京電力エネルギー講座

2009年02月18日

 6年生が、2月4日に、東京電力エネルギー講座を受講しました。これは、東京電力が環境・エネルギー教育支援活動の一環として実施しているものです。社員が講師として学校を訪問し、電力会社ならではの教材や教具を使って授業を展開します。当日は、新宿支社から3名お見えになり、クラス毎に、以下のように行ってくださいました。

【発電の原理】
 電気は、コイルの中で磁石を回転させると簡単に作れることを、模型を使って見せてくださいました。

【発電所の仕組み】
 発電所も、原理は手回し発電機と同じで、それを大規模にしただけのものであること。水力・火力・原子力の三つを組み合わせ、それらの特長を生かして発電していることなどが、それぞれの模型を使って説明されました。

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【地球温暖化を防ぐための工夫】
 現在は、水力・火力・原子力の三つの発電所で総発電量の99%をまかなっていること。風力・太陽光・地熱などのいわゆる新エネルギーは、様々な制約からわずか1%でしかないことが説明されました。
 その上で、化石燃料を燃やすと地球温暖化につながるので、それを抑制する必要があること。しかも、近い将来、化石燃料は底をついてしまい、発電ができなくなってしまうこと。そのため、メガソーラー発電や電気自動車など、新しい発電方法や電気の活用方法についての研究が進められていることなどが説明されました。

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 6年生は、1学期に燃焼について勉強し、二酸化炭素が発生するしくみについて学習しました。今は、自分の手で巻いたコイルで電磁石の学習を進めています。いずれモーターの工作にも挑戦し、電気の利用についての学習をさらに深めようと考えています。

 そのような時にこの授業を受けて、発電ということが、少し身近なこととして考えられるようになりました。また、電気や省エネについてのくわしい資料もいただき、地球全体で電気やエネルギーのことを考えていく必要があることを改めて考えさせられました。