5年生家庭科調理実習
2009年01月26日
1月22日と23日に、5年生が家庭科調理実習を行いました。授業は、「ご飯とおみそ汁づくり」です。
ご飯は日本人の主食です。最近では、電気やガスの自動炊飯器で炊く家庭がほとんどかと思いますが、実習ではガスの直火で炊きました。
透明な耐熱ガラス製の鍋を使い、米粒がご飯に変身する様子が分かるようにしています。ぶくぶくと泡を吹きながら、お米が水を吸って膨らむ様子は、家庭ではなかなか見ることができません。
ご飯が炊ける香ばしいかおりがしてくると、子どもたちの顔に幸せそうな笑顔が浮かびました。
おみそ汁は、煮干でだしをとりました。煮干をちぎる下処理やあくとりなど、ていねいに作業を進めていきます。おみそ汁の実は、かぶとねぎと麩です。かぶは葉と根の両方を使い、皮をむかずに調理することで、ごみを出さないように配慮しました。
仲間と協力し合い、自分たちでがんばって作ったことが何よりの調味料となりました。ふだんの食事が特別なごちそうになった瞬間でした。