6年生沼津海浜教育
2009年09月05日
7月の下旬、4泊5日の日程で、6年生の沼津海浜教育が行われました。
男子は「あかふん」こと赤い下帯、女子は紺の水着に赤い指導帯姿で、泳力別に11班ほどに分かれて練習に打ち込みました。海はいつも穏やかとは限らず、波の荒い日や水温の低い日もあります。そんな苦しいコンディションでも歯を食いしばって練習を続けました。
圧巻は4日目の距離泳です。2000メートル、1000メートル、900メートル以下の3グループに分かれて、それぞれの目標に挑戦しました。沼津に来るまではやっと25メートルを泳いでいた児童が300メートルを泳いだときは、周囲の人たちを驚かせました。
明治時代につくられた木造平屋の宿泊施設は、ほとんど当時のままです。今年も、児童は夜、障子で仕切られた畳の部屋で蚊帳をつって寝ました。
海の水泳だけでなく日本の伝統的な文化や生活が体験できる「沼津」は、学習院の宝物といってよいでしょう。