水泳授業
2009年07月14日
6月下旬から、子どもたちの待ち望んでいた水泳授業が始まりました。
初等科のプールは、床が可動式となっていて、学年や指導内容に合わせて水深を自由に設定することができます。また、教員のほかに、卒業生や大学生にも助手として指導の補助をお願いしています。このように、指導の効率がよく、安全に配慮した授業ができるような体制を整えています。
1年生では、水と楽しく遊ぶことを目標にしています。例えば、水深を30cmにして、ワニさん泳ぎをすると、体は自然と腹ばいになります。このような活動を通して、水の恐怖を感じることなく、水に浮く楽しさや、水の中で目をあけることを学習していきます。
5年生では、水難事故への意識を高める「着衣泳」を学習します。着衣の状態で入水し、どの泳法が泳ぎやすいか、溺れている人を発見したらどうしたらよいかなど、実際の模擬体験を通して学習します。学習後の感想文には、「着衣で泳ぐと、思っていた以上に体が重く感じられ、改めて水の怖さを知った。」と、多くの児童が書いています。
6年生は、水泳学習の集大成として、7月下旬に行われる沼津海浜教育に向けて、猛練習をしています。海上での安全対策を考慮して、男子は伝統の赤ふんで、女子は腰に指導帯をつけて泳ぎます。また、泳ぎ方としては、水面から顔を出したまま泳ぐ平泳ぎや体を横にしてあおり足で泳ぐ横泳ぎなどを中心に練習しています。