初等科NEWS

なわとび大会

2009年02月04日

 2月3日に低学年、翌日4日に高学年のなわとび大会が行われました。

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 なわとび大会は、朝マラソンに並ぶ冬の大きなイベントの一つです。大会が近づくと、休み時間の校庭はあちらこちらでなわとびをする児童であふれかえります。たくさんのなわの輪が花びらのようにいくつもできて、校庭がとても華やかです。

 2学期に続く2回目の大会なので、低学年の短なわとびではそれぞれの学年の種目のレベルも上がりました。今回の課題種目は、1年生は「交差とび前」と「あやとび前」、2年生は「交差とび後ろ」と「あやとび後ろ」、3年生は「二重とび前」と「サイドクロスとび前」です。表彰されるのは、各学年とも男女別に2位までです。表彰状がいただけるようにと、全員が青い空の下でがんばりました。

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 高学年の課題種目は、今回は「長なわとび」です。4・5年生は各クラス男女別に、6年生は各クラス男女混合で赤白別にグループを作りました。そして、4~6年生のすべてのグループが一斉に5分間の連続とびぬけに挑戦しました。回し手も跳び手も真剣そのもの。大きなかけ声とともにリズムよく跳んでいきます。
 練習を始めたころは十数回しか続かなかったグループも、大会間際には100回は軽く超えるほどに力がついてきます。これも、忙しい休み時間を上手に使い、毎回クラスのみんなで協力して練習を積み上げた成果です。記録を更新したときに沸き上がる声は、クラスの団結力を表しているかのようでした。

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 このような大会で得られるものは、結果だけではありません。クラスの気持ちをひとつにすることで生まれる一体感や、不得意な仲間をフォローする優しい気持ちが、居心地のよいクラス作りに一役買っているのです。
 今回、5分間での最高記録は497回でした。

東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」

2009年02月04日

 1月21日(水)から26日(月)まで、銀座松屋8階大催場で第24回東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」が開催されました。


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 今年は、1,3,5,6年生の4学年全児童の作品を展示しました。初等科のテーマは「のぼってくだって大冒険」。地中や海中から宇宙までつながっているものを、人や生きものが上ったり下ったりしている作品です。1年生はクラスごとに、3,5,6年生は各クラス男女別に話し合ってテーマを決め、全員が縦につながるように考えました。東組は春、西組は夏、南組は秋、北組は冬の季節感も加えています。


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左から、東組・春、西組・夏、南組・秋、北組・冬
 
 ひとりひとりの作品は約10センチ角の小さなものですが、クラスのみんなで縦につなげると高さ2メートル近くもある楽しい作品ができあがりました。互いにつながるようにつくる大変さもありましたが、大人には思いもよらないアイデアがたくさんあり、友だちと一緒につくる楽しさと完成した時の達成感を味わえました。
 
 各学年から一部の作品を紹介します。(左から、1年、3年、5年、6年)

・ 1年北組 「おもち」 
   地下でこっそり焼いていたお餅が宇宙まで伸びて…。

・ 3年南組男子 「ジェットコースター」
   空想上の生きものがコースターに乗りこんで…。
・ 3年南組女子 「木」
   もこもこの木にいろいろな動物たちが…。
   
・ 5年南組男子 「ジェットコースター」
   乗っているのは宇宙人、人間、地底人…。
・ 5年南組女子 「豆の木」
   月まで届いた豆の木からうさぎたちが…。

・ 6年東組男子 「こいのぼり」
   宇宙に続くこいのぼりを上がって行くのは…。
・ 6年東組女子 「滝」
   なんとも壮大な鯉の滝登り、最後は龍に…。


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左から、1年、3年、5年、6年

3年以上は、左側が男子、右側が女子


 1986年(昭和61年)に始まったこの展覧会は、開催当初よりあえて統一テーマやコンクール形式を設けず、作品内容・学年等も参加各校の意図に任せ、自由な雰囲気を何よりも大切にしてきました。

 初等科では、ひとりでも多くの児童が、大きな会場に展示された自分の作品を見る喜びを味わい、あわせて他の学校の子どもたちの作品を鑑賞できる良い機会になればと考えています。したがって、個々の作品が小さくなってしまいますことをご理解ください。

 また、今回の来場者数は18,000人を上回り、たくさんの方々にご来場いただきました。心より御礼申し上げます。
 ありがとうございました。