初等科NEWS

剣道部寒稽古

2009年01月14日

 今年も1月6日から12日までの1週間、毎年恒例の寒稽古が、目白の学習院大学体育館で行われました。

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 初等科から大学までの学習院剣道部員はもちろんのこと、OBやOG、そして近隣校の大学生や高校生も参加します。多い日には200名を越す参加者で、広い体育館が狭く感じられるほど、活気のある寒稽古でした。

 毎朝、5時半に集合して、稽古に励みます。はじめは全員そろって、ランニング、体操、素振りを行います。その後、先生や先輩方の前に立ち、一人ひとりが、切り返し、打ち込み、地稽古といった稽古をします。

 冷たい床に裸足で立つと、寒いというよりも痛いと感じるほどです。しかし、稽古が終わるころには、体から湯気が立つほどに温まってきます。つらいこともいろいろとありますが、大勢の仲間と一緒だからこそ、乗り越えることができます。

 そして、7日間の寒さに打ち勝ち、皆勤すると、納会の日に、院長先生から立派な賞状を授与していただきました。参加した者だけに与えられる朱塗りの盃もうれしいごほうびの一つです。

 7日間という日数は、長くも、短くも感じられる日数ですが、初等科剣道部の児童にとって、集中して鍛錬を積むことのできるとてもよい機会です。

 この寒稽古で鍛えられた児童たちは、つらいことにも耐え抜く気概と体力を身に付けていきます。


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