初等科NEWS

初等科祭

2008年12月10日

 11月29日(土)、30日(日)の2日間、初等科祭が行われました。初等科生は、家族や友達と一緒に、書写や図工作品などの展示を鑑賞したり、クラブや委員会、3・4年生の合奏や合唱などの発表を楽しんだりしました。2日目の最後は全校フォークダンスで締めくくられ、たいへん充実した初等科祭となりました。


【図工科より】
 毎年、初等科祭では図工の作品を一人2点ずつ展示しています。今年の作品について、一部紹介します。

■ 1年生「なかよしのことりさん」
 色粘土を自分の好きな色になるように混ぜ合わせて、小鳥をつくりました。みんなで寄り添って仲よくおしゃべりをしているようです。秋らしく、作品の周りには落ち葉もたくさん散らしました。2年生以上の初等科生にとっては、1年生の時を思い出す懐かしい作品です。

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■ 2年生「秋色のかざり」
 近光園のよもぎ、給食で食べた玉ねぎの皮、体育館の裏にあるびわの葉で毛糸を染めました。木の棒を組み、毛糸を巻いていくと、オレンジ色の皮や緑の葉で染めたとは思えない、豊かな色あいの温かな飾りができました。

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■ 3年生「へんしん! おめん」「風の絵」
 「風の絵」は、ホイップ粘土と絵の具を混ぜて、指で自分の好きな風を板に描きました。春の優しい風、夏の涼しい風、台風の激しい風…。
色鮮やかなさまざまな風たちを肌で感じる作品ができました。
 「へんしん! おめん」は、変身したい顔を紙粘土でつくった作品です。絵の具で色をつけて、仕上げにニスでつやつやにしました。

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■ 4年生「おもいぞ、どっこいしょ!」
 かけ声をかけて重い荷物を持ち上げている人をつくりました。踏ん張った足、荷物を持ち上げる手、重そうな表情、すべて実際に自分でポーズをとりながら考えました。力強さが伝わる作品です。

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■ 5年生「変わりべこ」
 裏磐梯校外学習で訪れた会津地方の民芸品「赤べこ」。顔も模様も描いていない無地の赤べこに、思い思いの色を塗って模様を描き、飾りもつけて、自分だけの「○○べこ」ができました。

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■ 6年生「ミニ屋台」
 毎年、おなじみになったミニ屋台。今年も、初等科6年間の図工の総まとめにふさわしい見応えのある力作が揃いました。様々な材料や技法を駆使し、細かいところにも6年生らしい工夫やこだわりがたくさん詰まっています。

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【音楽科より】
■ 初等科合唱部
 今回は、嵐の「Love so sweet」、Hey! Say! JUMPの「Star time」、カーペンターズの「Sing」の他、全7曲を30分のステージで歌いました。
 5・6年生は、7月に学習院OB管弦楽団演奏会、歌劇「ラ ボエーム」の児童合唱役に出演したため、9月からの練習というあわただしいスケジュールでしたが、熱気に包まれたステージにたくさんの拍手をいただいて幕を閉じました。

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■ 3・4年生ミュージックフェスティバル
 今年の3・4年生は、ミュージックフェスティバルと題し、初等科祭の舞台に初めて参加することとなりました。
 3年生は、リコーダーで「ガタゴトほろ馬車」「エーデルワイス」「きらきら星」を演奏。4年生は、英語で、ハイスクールミュージカルの「We're all in this together」を歌いました。パワーのある3・4年生の舞台、初等科祭をより一層盛り上げました。

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