春の運動会
初等科の運動会は,本来なら秋に1度だけです。けれども今年は,1学期の宿泊行事ができないため,子どもたちのために何かできないかと教員で知恵を絞り,「春の運動会」を行うこととしました。
4月からの2か月で児童の練習,会場や用具の準備をしなければならないので,例年は児童と一緒に行うことも今年は教員だけで準備することにしました。入場門も,普段は子どもたちの作品で飾るのですが,今年は教員がデザインしたのぼり旗が入場門の代わりです。
午前の部は2・3・5年生,午後の部は1・4・6年生です。
2年生はダンスです。去年の運動会でできなかった種目でした。全体が揃っていて,とても素晴らしかったです。
3年生のだるま運び。これも,昨年できなかった種目です。いつもより距離は短いのですが,旗を1周回るので,難しかったようです。
5年生の十字綱引き。古くから続いている種目です。どのチームも力が拮抗していて,迫力がありました。
そして,2年生,3年生,5年生が協力して行った大玉送り。これも,ほとんど差がなく,素晴らしい勝負でした。
ここから午後の部です。
1年生の玉入れ。普通の玉入れと違い,玉の数と速さも含めた競争でした。4人が協力して上手にできました。
4年生の綱取り。3年生の時にできなかった種目です。迫力のある戦いでした。
6年生の春の嵐。以前は「台風の目」という名前で行っていました。さすがに練習の成果が出て,難しい競技でしたがスムーズに素早くできました。
そして,1年生,4年生,6年生が協力して行った大玉送り。協力して素早く玉を送ることができました。
(これは,大玉送りの練習風景です。)
みんなで協力して頑張ることの楽しさを子どもたちが味わってくれたのではないかと思います。
緊急事態宣言が発出されている中,このように一つの目標に向かう機会を作ることができ,嬉しく思っています。