令和4年11月 初等科祭など
11月の下旬に,初等科祭を行いました。今年は,できるだけ普段の初等科祭と同じプログラムを組むようにしました。また,父母兄弟姉妹は全員参観可とし,5・6年生の祖父母の皆様にも参観していただきました。祖父母の方々には久しぶりの初等科祭でした。皆様,とても満足そうに子どもたちの活動の様子をご覧になっていました。やっとここまで解放できたというほっとした気持ちと,まだまだ卒業生に解放できない寂しさがあります。
手芸料理クラブのチャレンジコーナーで作る「セラフラワー」です。
まず,針金の型を選び,ディップ液を付けていきます。特に低学年の子どもたちは,宝物のように大切に持ち帰っていました。
生物ものづくりクラブの「葉脈標本づくり」のチャレンジコーナーで,子どもたちが作った葉脈標本の作品です。
薬品で煮たヒイラギの葉をブラシでたたいて葉脈だけを残し,色をつけました。
これは,剣道部の様子です。準備運動の後,部員たちは剣道形を披露し,剣道体験のチャレンジコーナーに移りました。
バレーボールクラブのチャレンジコーナーの様子です。部員が低学年の子どもたちにボールの扱い方を教えます。
これは,野球クラブのチャレンジコーナーです。ボールをバットで打つコーナーと,ボールを投げるコーナーなどがありました。
バスケットボールクラブでは,上級生が下級生にシュートのしかたなどを教えていました。ゴールにボールが入ると,子どもたちは大喜びでした。
1年生から6年生までが楽しめるチャレンジコーナーですが,昨年までは,新型コロナウイルス感染症のため,密を避けていくつかのチャレンジコーナーは行いませんでした。
今年はすべてのクラブがチャレンジコーナーを行ったので,お世話をする5・6年生は忙しそうに,しかし,いきいきと楽しく活動していました。
合唱部や演劇クラブ,落語クラブの発表もありました。
合唱部は,「気球に乗ってどこまでも」など,6曲を披露しましした。客席は満員になりました。
落語クラブでは,大喜利とリレー落語「犬の目」で,たいへんな盛り上がりでした。
このほか,クラブの発表やチャレンジコーナー,各学年の硬筆および毛筆習字,図工の平面作品,立体作品,石や貝の標本,家庭科や算数の作品,社会や理科の自由研究など,様々な展示発表がありました。
子どもたちにとっては,思い出に残る初等科祭であったと思います。
新型コロナウイルス感染症が再度広がりつつある中,このような催しが行えたことは,たいへん有難いことです。
さて,校庭のみかんも色づいています。初等科祭後の委員会活動で,栽培委員が1年生にこのみかんを配るのが,初等科の伝統となっています。収穫が多ければ,ほかの学年にもみかんが配られます。皆,楽しみにしています。
いよいよ今年も冬の季節を迎えます。子どもたちは短い昼間の時間を惜しむように,外遊びを楽しんでいます。