1学期の終わり
東京都に緊急事態宣言が発出される中,1学期の終業式を迎えました。
1学期は,入学式,1年生を迎える会,写生会,春の運動会,小さな小さな音楽会(キーボードと打楽器の演奏),芸術鑑賞会などの行事を行いました。また,全学年の参観日を,数人ずつ分散して行いました。水泳の授業や6年水泳講習(恒例の海での游泳訓練の代わり)も,水泳用マスクを用いて行いました。
できる限りの工夫を重ねて行った行事の中で,子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができました。
それでは,1学期後半の子どもの様子を紹介します。
昨年度は密になることを避けるために,チャボ(小型の鶏)のいる愛育園は休み時間の開放をしませんでした。今年は,飼育委員会が工夫をして,低学年から順に,クラスごと,座席ごとに順番を決め,愛育園を開放することにしました。子どもたちは久しぶりの動物との触れ合いの時間を,楽しく過ごしていました。
1年生は,図工で草木染めをしました。
3年生は,給食で使うトウモロコシの皮むき体験をしました。
2年・4年の小さな小さな音楽会の様子です。2クラスずつ行いました。
6年生の図工では,かんなを使って木を削る体験をします。初等科では,のこぎりとかんなを使って工作をします。
5・6年生は,着衣泳の体験をしました。クロール,平泳ぎで泳いだ後に,エレメンタリー・バックストローク(服を着ていても楽に泳げる泳ぎ)を学習ました。また,水中で泳ぎながら靴を脱いだり服を脱いだりする練習をしました。安全のため,複数の指導者が水中で待機しています。
5・6年生の,テニスクラブ,野球クラブ,サッカークラブの様子です。
今年は恒例の沼津海浜教育が中止になったので,その代わりに,6年生は水泳特別講習を受けました。学習院で大切にしている小堀流日本泳法の講習です。
学習院の寮である沼津游泳場で使っている蚊帳を送ってもらい,蚊帳に入る体験もしました。沼津游泳場では,この中に布団を敷いて寝ます。
宿泊行事はできませんでしたが,子どもたちの笑顔あふれる行事や活動が少しでもできたことは,ありがたいことでした。