初等科合唱部は，１０月７日（土）の学習院創立１５０周年第２回記念事業「音楽会」に参加しました。
　この音楽会は，テノール歌手の秋川雅史氏をお招きし，「秋川さんと院歌を歌おう－学習院の想いに集う私たち」と題して行われたものです。

　７月と９月の２回，秋川雅史氏とピアノ担当の鈴木豊乃氏による合唱部の練習が行われました。それぞれ１時間半という練習時間にもかかわらず，秋川氏の熱心な，そして的確で分かりやすい説明で進められ，時間があっという間に過ぎたように感じました。

　第１部は「学習院で歌い継がれている歌」と題して，まず，院歌をはじめ，各科で歌い継がれている歌について，大澤隆之学習院名誉教授，増渕哲夫女子中・高等科長より，歌われている現状や，各曲の歴史などについての興味深い話がありました。それらの話を受けて，秋川氏が，素晴らしい歌声を披露してくださいました。

　第２部は，秋川氏と初等科生から大学生までの総勢１３３名による「千の風になって」「学習院院歌」の２曲の合唱です。
　演奏後，舞台の上では感動的な空気の流れが感じられ，秋川氏から出演者全員に向けられた「今のこの感動をや感激をわすれないように。」という言葉がとても印象的でした。