今年の秋は，暑さや体調不良による欠席との戦いでした。熱中症警戒アラートの発令により，外で練習がほとんどできなかった上，インフルエンザが流行し，この時期に多くのクラスが学級閉鎖となりました。なかなか人員がそろわなかったり，練習も不足したりする中で、子どもたちは精いっぱいがんばっていました。
　当日は，気持ちの良い秋空の下，演技や競技を楽しむことができました。特に，ここ数年入場制限されていた参観者は，２４００名以上に上り，熱い声援が会を盛り上げました。

　１年生のダンスは，いきものがかりの「じょいふる」の曲に合わせて踊りました。 きらきらのポンポンとターバンが太陽に照らされて，きれいに光り，１年生全員が心を一つにして演技をしました。

　２年生のだるま運びは熱戦で，最後まで勝敗はわかりませんでした。

　３年生の綱取りは，「Thinking Time」 １５秒の間に仲間と作戦を相談する姿がほほえましく，作戦が功を奏し，綱をひとりで持っていく強者もいました。

　４年生のソーラン節は，好きな名前の文字を背に，艶やかなサテン生地の法被で踊りました。最後の掛け声とともに組み上げたポーズは，力強く決まりました。

　５年生の団体競技は「カラーボール運び」です。４人１組で長さ約２ｍ２本の棒を使って，バランスボールを運ぶリレー形式の競技です。それぞれのチームの個性が出て，スピード感あふれる大接戦の勝負となりました。

　６年生の組体操は，ネットを使った演技から始まり，切れの良いダンス，全員が成功させた扇，ピラミッド，人間起こしと練習の成果を次々と発揮し，会場を魅了しました。