2年さくら うめしごと

 2年生は,6月のさくらの時間に「うめしごと」の体験の1つとして,梅シロップを作りました。

 正堂に集まって,給食室の栄養教諭の方から作り方の説明を聞き,教室に分かれて作業をしました。

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 青い梅のへたを爪楊枝で上手にとって水でやさしくよく洗って瓶に入れます。最後に,主管が梅の入った瓶にグラニュー糖を入れました。その後は,教室に置いておき,毎日変化を楽しみました。

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 教室では,梅と雨と書いて「梅雨(つゆ)」ということ。それだけ,梅が私たちの生活に根付いていること。そして,この時期,日本では,青い梅が実り,保存食として梅干しにしたり,梅酒を作ったりする「うめしごと」をする文化があるということ。青い梅には毒があり,そのままでは食べられないことなどを学びました。
 1人2~3粒ほどの梅を扱いましたが,子どもたちはおいしくなってねという思いを込めて優しく大切に作業をしていました。
 瓶に入った梅と砂糖は,始めは雪の中に緑色の丸い物が見え隠れしているような状態でしたが,日に日に砂糖が溶け出し,液体に変化し,梅もしわしわに姿を変えていきました。子どもたちは,毎朝登校後すぐにその様子を眺め,みんなで感想を伝え合い楽しむことが日課になっていました。
 毎日,声をかけ,気にかけられてできた梅シロップは,とてもきれいな色においしく仕上がりました。出来上がった梅シロップは,7月に給食の方が調理をしてくださり,「梅シロップゼリー」として全校児童に提供されました。

 2年生の子どもたちも,おいしくいただきました。

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