6年生を送る会
3月11日(木)に6年生を送る会が行われました。例年ですと、正堂の舞台で1年生が6年生に手作りのお花のモールをプレゼントしますが、感染症対策のため6年生の教室に行って渡しました。普段は入ることのない6年生の教室です。ペアの上級生は、いつもどこに座っているのでしょうか?
換気に気を付けながら、6年生のみが正堂に着席して会を行いました。他の学年は、教室で中継されたモニターテレビの画面を見ながら参加しました。
6年生は、一人ずつ名前を呼ばれ、舞台の真ん中に立ってお辞儀をします。
DS、演劇、落語と、それぞれのクラブが趣向を凝らした発表をしました。
休憩のあとは、在校生からの「おくる言葉」です。いつもは、「ありがとう さようなら」の歌を間にはさみながら、お別れの呼びかけをしていましたが、今回は、1年生から5年生までの代表が舞台に上がって、お別れの気持ちを伝えました。
「ありがとう さようなら」を歌う代わりに、5年生の有志の人たちで、この曲の合奏をしました。
いよいよ、会の大詰めです。6年生が合奏を披露しました。リコーダーや鍵盤ハーモニカが使えないため、キーボードーを中心に「パッヘルベルのカノン」を演奏しました。演奏の順番を決めて、全員が必ず1回、どこかのメロディーを演奏することにしました。
6年生よりお礼の言葉です。6年間過ごした初等科の思い出を胸いっぱいに込めて、お別れのごあいさつです。
最後は5年生の合奏とともに、6年生全員が在校生の教室の前を歩いて回りました。在校生たちの声援とお祝いの拍手が校内のあちらこちらに響いていました。
振り返れば、休校中は学校行事もままならないのでは、という不安がありました。しかし、アイディアを出し合い、開催方法を工夫することで、子どもたちの気持ちを伝えあうことができる学校行事ができ、1年のよいの締めくくりとなりました。