5年生家庭科「みそ作り」
5年生の家庭科の授業でみそ作りを行いました。
初等科では、6年生の調理実習でみそ汁を作ります。その時に使用するみそを仕込みました。
仕込みをする前に、まず、みそは何からできているのかを知るために、原料となるゆでた大豆と麹、塩、そしてみそを試食します。
みそを食べた子どもたちは「塩っ辛い」「おいしい」などの感想を口々に話していますが、物珍しさはないようです。しかし、原料である大豆や麹を味わってみると、「大豆も甘味があることに気が付いた」「麹はゆっくりと食べていると少しずつ甘みが出てきた」「大豆と麴と塩は別々に食べるとそれぞれ違う味だけれど、時間が経つと色も形も変化してみそになるのが不思議」といった感想が出てきました。
素材や発酵の力を感じたところで、仕込みを行います。
前々日より水につけ、ゆでておいた大豆を力いっぱいつぶします。つぶし残しがないよう、丁寧に力強くつぶしています。
大豆をつぶしたら、塩と麹を混ぜます。均等に混ざるように大豆を少しずつ加えたり、みんなで手を入れて混ぜたりするなど、子どもたちの工夫が見られます。
最後はみそ玉を作り、樽にたたきつけるように投げ入れます。さながらボール遊びのようで楽しそうですが、最後はしっかりと空気を抜く作業まで丁寧に行うことができました。

今回使用した大豆は、秋に初等科近光園で5年生が収穫した大豆も一部使われています。
大豆を育て収穫し、それを使用してみそを仕込み、みそ汁を作ります。調理実習で使用する以外は、給食で全校児童に振る舞われたり、家庭に持ち帰りみそ料理を作ったりします。家庭科だけにとどまらず、理科、給食、それぞれの家庭へと広がる食育です。
このみそ樽を次に開けるのは、10か月後の12月です。
「ちゃんと発酵しておいしいみそになってね。」
どきどきしながら樽を閉めました。
4月より初等科の最上級生となる5年生。
このみその発酵と共にゆっくりと時間をかけて成長し、円熟した6年生になってくれることを期待しています。