科長ブログ

初等科の国際交流

2020年11月25日

 本校が現在行っている国際交流の様子をご紹介します。


●豪州メルボルンの私立男子校とのTV電話交流(11月12日)

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 児童の海外研修で訪問する予定の豪州の男子校と初等科5・6年国際委員(24名)との,TV電話での交流の様子です。昨年度来科した相手校の先生からお誘いいただき,本校の英語教員らと一緒に企画しました。
 まず1人ずつの自己紹介です。皆,緊張しましたが,全員がスムーズに英語で自己紹介しました。次に,日本文化の紹介で,剣道の稽古や運動会で行ったソーラン節の踊りを披露しました。最後に,日本文化に関するクイズを行いました。相手校のゆうたち子どもたちも,とても楽しんでいる様子でした。
 交流が終わってからの,子どもたちの満足そうな笑顔が印象的でした。


●英国コッツウォルズ地方の私立校の5・6年生との文通(10月~11月)

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 児童の海外研修で訪問・ホームステイする予定の学校の5・6年生と,今年度は文通交流をすることになりました。児童1人対1人の文通です。相手校の国際交流担当の先生から提案されたものです。
 手紙を受け取るにあたり,英国のこと,コッツウォルズ地方のことを勉強しました。相手校のあるチェルトナムは,かつて貴族の保養地として栄えた,水のきれいな土地であることなどを学びました。


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 自分の名前の書いてある手紙が届いたときは,6年生の子どもたちは興奮気味に文章を読んでいました。イギリス特有の表現も多いので,英語教員だけでなく,英国人スタッフ(相手校との交流のコーディネートをしている方々)も加わって,ブリティッシュ・イングリッシュ独特の表現を学んでいきます。返事も,スタッフに確認していただきながら書きまた。


●英国コッツウォルズ地方の私立校へのオンライン・ホームステイのための講習会(11月~12月)

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 令和3年1月のオンライン・ホームステイは,初等科児童2名がペアになり,相手校の児童とそのご家族と,本当のホームステイのようにTV電話で話をします。初等科教員,現地の英語スタッフも同時にサポートをします。
 チェルトナム地方は貴族の保養地だった歴史から,きれいなブリティッシュ・イングリッシュが使われています。英国人スタッフや直接相手校との交流のコーディネートをしている方々と本校英語教員とでカリキュラムを作り,ブリティッシュ・イングリッシュの表現や発音を身に付けるための講習を行っています。


●初等科給食「英国メニュー」 
 英国の相手校から,「みんな,一生懸命日本のことを調べています。日本の味を試してみようということで,お寿司の試食会をしました。子どもたちは,もう大興奮でした。」というお手紙と写真をいただきました。

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 本校でも,給食で「英国メニュー」に挑戦しました。
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 これは,6年生の英国との文通にちなんだ本校の給食「英国メニュー」です。「英国メニュー」の日は3日間(3種類)設けました。シェーパーズ・パイやスコーン,きゅうりのサンドイッチなどをいただき,英国の雰囲気を味わいました。
 このように,本校では,コロナ禍の今できる国際交流に全力を挙げて取り組んでいます。


●本校の国際交流

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 初等科の国際交流は,英語が話せるようになることだけが主な目的ではありません。自分自身の背景にある日本をよく知り,自分の特徴やよさを知ることが,国際人として成長するのに欠かせないことだと考えています。
 今は残念ながら児童の海外研修はできませんが,オンライン・ホームステイ,文通,インターネットを使ったTV電話を通じて,交流を深めています。相手校は3校ともブリティッシュ・イングリッシュを使う学校なので,手紙のやり取りなどでもできるだけイギリス英語を使うようにしています。

遠足

2020年10月26日

 2学期は,1学期にできなかった行事を行っています。宿泊の校外教育は中止となりましたが,各学年で,それに代わるような遠足や見学等の行事を行いました。

6年生 都心探検


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 6年生は,例年奈良方面へ行き,日本の歴史の曙について,都がどのように作られていたかを学習します。今回は,その明日香地方の班別探索に代えて,現代の政治の中心地としての都心探検を,班別で行いました。

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 政治コースは最高裁判所や国立国会図書館など,国際コースは大使館や多国籍企業,歴史コースは旧江戸城(皇居)近辺,スポーツ・芸術コースは東京オリンピック会場や国立新美術館などを巡りました。

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 途中にチェックポイントを設け,父母の方の協力により児童通過の確認をしていただきました。教員は,自転車で全体を見回りました。班別に自主的な充実した学習ができました。


5年 箱根

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 5年生はバス6台で箱根へ行きました。例年は東北地方に,火山と森林,農業の学習に行きます。今年は,そのうちの火山の学習です。事前に理科の時間で火山の実験を行い,理解を深めた後に現地での学習となりました。

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 大涌谷の噴火の様子を見学後,ロープウェイで芦ノ湖方面に行き,カルデラの中に入ります。カルデラ湖である芦ノ湖を,船から観察しました。

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 その後,旧東海道の杉並木を20分ほど歩き,帰路につきました。短い時間でしたが,実際に火山の噴火の姿を観察する学習ができました。


4年 館山

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 4年生は,バス6台で館山へ貝拾いに行きました。バスでは2席に1人が座り,静かに過ごしました。例年は,館山方面に,貝拾いと磯の生物の観察に行きますが,今年は貝拾いを目的に行きました。

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 大雨の後だったせいか,たくさんの貝を拾うことができました。拾った貝は,理科の時間に調べて標本にし,初等科祭で展示する予定です。

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 芝生の広場で,ソーシャル・ディスタンスを保って静かにお弁当をいただきました。


3年 遠足
 
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 3年生は,お寺で服部半蔵の槍のお話を伺ったり,四谷大木戸跡,玉川上水水番屋跡などを見学したりしながら,学校から新宿御苑まで2時間余りかけて歩きました。例年は,秩父へ石の観察に行くのですが,今年は四谷のまちたんけんと新宿御苑への遠足に切り替えました。

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 新宿御苑に着いて,写生会の中止で1学期にはできなかった写生をしました。

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 この後お弁当をいただき,少し遊んでから新宿御苑を後にしました。

 3年生から6年生の遠足は,どの学年も天候に恵まれ,充実した1日を過ごすことができました。

運動会

2020年10月20日

 午前中は2,5,6年生,午後は1,3,4,6年生に分けて,運動会を行いました。昨年より種目数は減らしましたが,当日は天気にも恵まれ,楽しい1日となりました。
 参観は1年生と6年生の父母1名ずつとし,2年生から5年生の父母は動画で参観しました。


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 運動会の準備をする6年生。万国旗をしっかりロープに結びます。


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 入退場門の飾りは,時間数の少ない中,4年生が作りました。設置するのは6年生です。


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 いよいよ運動会当日です。6年生は,当日の競技・演技だけではなく,このように準備,片付け,1年生のお世話,進行や応援,放送係などたくさんの役目を果たします。こうした活動の中で,子どもたちは大きく育っていきます。


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 いつもなら4・5・6年生で構成する応援団ですが,今年は6年生だけで,ソーシャル・ディスタンスを取って行いました。座席の児童は,マスクをして,大きな拍手や手拍子で応えました。


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 2年生のフォークダンスは,接触がないように工夫し,小道具を使いました。とても楽しそうに踊っていました。


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 4年生。掛け声を録音して行った初等科ソーラン。きびきびした力強い動きで迫力満点でした。


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 1年生のかけっこです。6月からの登校で,練習時間が少なかったのですが,決められたレーンを力いっぱい走り切りました。6年生がゴールで出迎えます。


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 1年生の大玉転がしも,速く上手にできました。大接戦でした。


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 5年のソーシャルディスタンス・リレーでは,マットを踏むと,次の人がスタートします。5年生オリジナルの競技です。スピード感がありました。


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 3年生のフォークダンス。練習の成果を発揮し,楽しく踊りました。最後のポーズが決まっていました。

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 そして最後を締めるのは,6年生の群舞です。6年生の熱気が伝わる演技に,大きな拍手が沸き起こりました。


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 工夫して臨んだ運動会。いつもの初等科らしさも感じる運動会となり,記憶に残る1日でした。
閉会式後20分で,ご覧のように会場が片付きました。

朝礼・1年生を迎える会・教室でのお弁当給食

2020年10月08日

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全校の半分ずつで,朝礼とラジオ体操を始めました。

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6年生は,朝礼の号令,体操の手本,委員会の発表など,学校の代表としての仕事をします。

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「1年生を迎える会」は,感染防止のため,校内テレビ放送で行いました。

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これは,6年生から1年生へ渡された,モールの花のプレゼントです。5枚の紙の花弁は,2年生から6年生のそれぞれのメッセージです。

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各学年から,歓迎の心を込めた歌や声の動画が放送されました。

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その後,6年生は1年生とグループになり,様々な工夫をして校庭で遊びました。

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6年生は,このほか「初等科のきまり」を渡したり,運動会で1年生のサポートをしたり,通学グループでのお世話をしたりしながら,1年生との絆を深めていきます。

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食堂では半数の児童が隔日で給食を食べていますが,教室でも1学年だけ,給食室で作ったお弁当を食べています。

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全員登校で,学校に活気が戻ってきました。

9月から一斉登校

2020年09月07日

 9月から一斉登校をしています。授業は40分で1学期より10分長くし,休み時間も長く取って手洗いの時間を十分確保しました。

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 教室では,全員がマスクをして授業に参加します。

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 1年生。やっと全員が揃って「前へ倣え」。

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 休み時間には,子どもたちは元気に校庭で遊んでいます。 

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 ドッジボール,手打ち野球,バスケットボール,バレーボールなど,1学期にはできなかったボール遊びを楽しむ子どもたちも大勢います。

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 近光園は,人気の遊び場です。バッタやカマキリを捕まえたり,セミの抜け殻を探したり,自然を全身で感じています。

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 近光園で育てているサツマイモ。6年生が葉にアルミホイルを被せて,光合成について調べています。

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 給食室のテーブルには,特注の大きなアクリル・パネルを設置しました。50㎝から60㎝の高さにして,対面で食べられるようにしました。ただ,間を十分に空けていますので,ここで給食が食べられるのは,全校児童の半数です。

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 1日交代で,給食室で食べられない半分の学年は,調理パンと牛乳を教室でいただきます。

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 9月1日に入試公示をしました。入試要項は,四谷の初等科で販売しています。

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6月の分散登校開始と7月の1学期終業式

2020年08月11日

 6月になり,ようやく子どもたちが登校してきました。校庭に花が咲いたようです。
 子どもたちは,友達と接触しないように,工夫をして遊んでいました。

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 6月は,初めの2週を児童の四分の一ずつ週1回の登校という分散の形態から始めて,次の2週を児童の二分の一ずつ週2回登校と段階的に増やし,7月6日からは児童の二分の一ずつの隔日登校,30分6時間授業を行いました。


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 教室では,3密を避けながら授業が行われ,マスクを着用しながらも,子どもたちは落ち着いて学習に取り組んでいました。


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 給食は,食堂の席を分散させるために,四分の一の児童分だけ用意しました。それでも,感染を防ぐために,配膳,食器の片づけ,消毒などで,準備や片づけに普段より2時間以上多くの時間がかかりました。


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 近光園のひまわりも,大きく成長しました。ひまわりに囲まれた畑のエダマメは,収穫の時期を迎え,5年生が収穫しました。休み時間には,子どもたちが元気に走り回っていました。


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 学校での授業に加えてオンライン授業も行いながら1学期の学習を終え,7月31日に,1学期終業式を迎えました。終業式は,午前と午後の2回に分け,校内テレビ放送で行いました。
 例年より10日ほど短く,今までと違った過ごし方になる夏休みですが,規則正しい生活を続け,健康に過ごし,自由学習にもしっかり取り組んでほしいと願っております。

初等科のオンライン授業

2020年06月05日

 初等科のオンライン授業は,4月20日(月)より始めました。4月15日(水)までに教科書を各家庭に送付し,その到着後,学習プリントと動画配信を中心に「オンデマンド型」で行っています。その仕組みを説明します。

 初等科では,保護者の方に緊急連絡をするための「わかば通信」システムにより,非常時に電子メールや自動音声電話の配信を行っています。また,家庭からの欠席連絡やメッセージを受け取る「欠席連絡システム」,児童の持つICカードをかざすことにより児童の登下校を保護者の方に児童の画像と電子メールで知らせる「さくらメール」を導入しています。
 この度,新型コロナウイルス感染症対策として,臨時休業期間,わかば通信システムを利用し,プリントの配信,提出を行い,動画配信と合わせて,オンデマンド方式双方向型のオンライン授業を行っています。さらに,同時双方向型授業でホームルームを始めています。

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 オンライン授業には,動画や学習プリントを配信して学習を進める「オンデマンド型」と,インターネットを使ったTV電話を利用する「同時双方向型」があります。「オンデマンド型」は,何回でも動画を見ることができ,動画を一時停止して考える時間を作ることもできます。また,ご家庭の都合のよい時間に授業を受けることができます。「同時双方向型」は,友達の顔が見えて,話し合いをすることもできます。しかし,ご家庭で通信環境やPCやタブレットの使用状況,保護者の方のご都合などにより,その時間に授業を受けられない児童が出ることがあります。
 そこで,初等科では,「オンデマンド方式の双方向型授業」で教科の学習を進めました。4月20日から6月5日までの1か月半で,約290本の動画と約420部(ページにするともっと多くなる)の手作りの学習プリントを配信しました。学習プリントは,郵送したものもありますので,全てではありません。特に低学年では郵送した枚数が多い学年もありますので,420部というのはほとんど 3年生用から6年生用の部数です。
「同時双方向型授業」は,アンケートを取って参加できる時間帯を調べ,グループを作って全員が参加できることを確かめながら,ホームルームを行っています。児童の何人かが参加できない状態で早期に始めることはできましたが,教員で話し合いをした結果,授業が受けられなかったり,ホームルームの顔合わせに参加できなかったりした児童の気持ちを考え,時間をかけてでも全員が参加できることを確認してから始めるべきだ,という結論に達しました。
 実際に,6年生のホームルームでも,1日で全員の都合が付けられるクラスはほとんどありませんでした。

 さて,動画システムも同時双方向型システムも,操作性がよく,安全性の高い方法を吟味し,より信頼度の高いシステムについて時間をかけて調査し,採用しています。動画も同時双方向型も,パスワードがかけられ,途中回線が暗号化されているものを選んだり,複数の教員で管理したりしています。
 また,著作権法及び「授業目的公衆送信補償金制度」に従い,本の読み聞かせなどは出版社を通じ著者の許諾を得て,逸脱しないよう十分注意して運用しています。
 今後も,分散登校期間は,オンライン授業を続けていきたいと思います。