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初等科NEWSテスト

6年家庭科調理実習

2009年01月29日

 6年生が、1月26日に、家庭科調理実習を行いました。取り組んだのは、「お弁当のおかず作り」です。野菜(さやいんげん、にんじん)のベーコン巻き、ちくわのきゅうり詰め、三色(きゅうり、チーズ、ミニトマト)スティックの3品を作りました。

 3学期の家庭科では、学習テーマのひとつとして「食事を通しての家族や友達との語らい」を設定しています。今回は、お弁当のもつ意味合いに着目しました。
 家族や友達といろいろな所に出かけたとき、いっしょにお弁当をいただくと、会話も弾み、楽しいひとときを過ごすことができます。手作りのものであれば、込められた愛情や思いも伝わってきて、彩りや料理の味もさることながら、いっそう味わい深いものになります。
 中学生になると、学校にお弁当を持っていく機会が増えることでしょう。自分でお弁当が作れるようになることで、より豊かな新生活を送ることができると考えています。

 当日の実習は、次のように行いました。

【野菜のベーコン巻き】
 さやいんげんは筋を取り、にんじんは皮をむいた後、5mmくらいのたんざく切りにして、軽くゆでます。

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 ゆであがったら、ベーコンで巻いて油で炒め、塩・こしょうで軽く味をつけます。

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【ちくわのきゅうり詰め】
 きゅうり1/2本を四つ割りにして、ちくわの穴に詰め、一口大に切ります。

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【三色スティック】
 一口大に切ったきゅうり、チーズ、ミニトマトをつまようじにさせば、できあがりです。

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 手間をかけただけ味わい深い「野菜のベーコン巻き」。手間もかからず簡単に作れて、しかもおいしい「ちくわのきゅうり詰め」と「三色スティック」。手作りの味わいだけでなく、彩りの鮮やかさから、目でも楽しめることを学びました。
 また、友達といっしょに作ることの楽しさや喜びも味わうことができ、みな満足そうな顔をしていました。

第2回父母会総会

2009年01月28日

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朝マラソン

2009年01月27日

 今年も4年生・5年生・6年生の希望者が、寒風の吹く始業前に、白い息を吐きながら、心と身体を鍛えるために走りました。

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 この朝マラソンは、11月末の初等科祭後から1月末までの期間、始業前の10分間を使って、1周200mのコースを自分のペースで走ります。「寒さに負けない健康な身体を育てる」、「苦しさから逃げずに最後までやり遂げる強い心を育てる」などを目標にしています。

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 児童は次に掲載したマラソンカード(山手線1周 34.5km 1こま 200mで
171こま)を使います。このカードに走った距離分だけ色を塗ります。半分以上の児童が山手線を1周します。なかには、フルマラソン以上の距離を走る児童もいます。

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 児童は日を重ねるごとに、心身共にたくましくなっていきます。走り終わったときには、充実感と達成感、そして自信に満ちた輝いた顔をしています。

2・3年生小さな小さな音楽会

2009年01月27日

 1月16日(金)の午後に、2年生と3年生による「小さな小さな音楽会」を開催しました。

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 「はじめようコンサート」の合唱に続き、学級ごとに歌の発表を行いました。児童は、それまで何回もステージに上がって練習をしてきていますが、実際に友達や上級生、おうちの方々などを前にして歌うとなると、気持ちもいっそう引き締まります。ほどよい緊張感が漂う中で、曲が進行していきます。

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 客席の児童や父母の方々も、歌に合わせてリズムをとり、ステージと一つになって演奏を楽しみます。

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 それぞれの学級が練習を積み重ね、一生懸命に歌った演奏を互いに聴き合うことで、歌唱についてのイメージや考えが広がっていきます。また、ステージでの演奏に慣れることで、心のままにのびのびと表現することが身についていきます。
 日ごろの授業では得られない経験を通して、表現力や鑑賞力が育まれていきます。

※当日は学級閉鎖のため、1クラス少ない発表会となりました。当該学年の発表は、日にちを改めて開く予定です。

5年家庭科調理実習

2009年01月26日

 1月22日と23日に、5年生が家庭科調理実習を行いました。授業は、「ご飯とおみそ汁づくり」です。

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 ご飯は日本人の主食です。最近では、電気やガスの自動炊飯器で炊く家庭がほとんどかと思いますが、実習ではガスの直火で炊きました。
 透明な耐熱ガラス製の鍋を使い、米粒がご飯に変身する様子が分かるようにしています。ぶくぶくと泡を吹きながら、お米が水を吸って膨らむ様子は、家庭ではなかなか見ることができません。
 ご飯が炊ける香ばしいかおりがしてくると、子どもたちの顔に幸せそうな笑顔が浮かびました。

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 おみそ汁は、煮干でだしをとりました。煮干をちぎる下処理やあくとりなど、ていねいに作業を進めていきます。おみそ汁の実は、かぶとねぎと麩です。かぶは葉と根の両方を使い、皮をむかずに調理することで、ごみを出さないように配慮しました。

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 仲間と協力し合い、自分たちでがんばって作ったことが何よりの調味料となりました。ふだんの食事が特別なごちそうになった瞬間でした。

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剣道部 寒稽古

2009年01月14日

 今年も1月6日から12日までの1週間、毎年恒例の寒稽古が、目白の学習院大学体育館で行われました。

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 初等科から大学までの学習院剣道部員はもちろんのこと、OBやOG、そして近隣校の大学生や高校生も参加します。多い日には200名を越す参加者で、広い体育館が狭く感じられるほど、活気のある寒稽古でした。

 毎朝、5時半に集合して、稽古に励みます。はじめは全員そろって、ランニング、体操、素振りを行います。その後、先生や先輩方の前に立ち、一人ひとりが、切り返し、打ち込み、地稽古といった稽古をします。

 冷たい床に裸足で立つと、寒いというよりも痛いと感じるほどです。しかし、稽古が終わるころには、体から湯気が立つほどに温まってきます。つらいこともいろいろとありますが、大勢の仲間と一緒だからこそ、乗り越えることができます。

 そして、7日間の寒さに打ち勝ち、皆勤すると、納会の日に、院長先生から立派な賞状を授与していただきました。参加した者だけに与えられる朱塗りの盃もうれしいごほうびの一つです。

 7日間という日数は、長くも、短くも感じられる日数ですが、初等科剣道部の児童にとって、集中して鍛錬を積むことのできるとてもよい機会です。

 この寒稽古で鍛えられた児童たちは、つらいことにも耐え抜く気概と体力を身に付けていきます。


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