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    <title>科長ブログテスト</title>
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    <title>卒業式</title>
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    <published>2009-04-06T06:55:16Z</published>
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    <summary>　今年は、１２８名が、卒業生として初等科の正門から巣立っていきました。 　初等科...</summary>
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        <![CDATA[　今年は、１２８名が、卒業生として初等科の正門から巣立っていきました。
　初等科の卒業式は、いつものように「開式」の辞から始まります。つづいて「君が代二唱」、「学習院院歌」と続きます。いつも歌いなれているはずの院歌ですが、卒業生に神妙な面持ちが表れていました。このあとは「卒業証書授与」です。一人ひとりの卒業生は、名前を呼ばれたあと、元気な返事をして登壇します。科長から卒業証書を手渡され、証書を高く掲げたまま院長に黙礼して降壇します。このときの姿を、初等科の全教員と卒業生父母、そして６年間苦楽をともにした６年生や、在校生代表の５年生が見守っています。
　そして、「科長告示」、「院長祝辞」、代表児童による「卒業生謝辞」と続き、６年間の思い出にさしかかると、卒業生が目頭を押さえ始めました。そのような卒業生を見ていますと、こちらの胸も熱くなります。
　式は、「仰げば尊し」、「蛍の光」と続き、「閉式」の辞で終わります。

　正門から出ていく卒業生を、今年も大銀杏が見送っていました。となりの桜の樹木は、枝先に大きな蕾をたくさんつけています。この蕾が花開くころ、卒業生の新しい生活が始まっていることでしょう。

<Div Align="right">三浦　芳雄</Div>]]>
        
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    <title>test</title>
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    <published>2009-04-06T05:49:53Z</published>
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    <title>６年生への特別授業</title>
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    <published>2009-03-06T02:12:53Z</published>
    <updated>2009-07-22T13:25:06Z</updated>
    
    <summary>　６年生の卒業が近づいてきました。６学年の先生方の提案を受け、卒業する前に各クラ...</summary>
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        <![CDATA[　６年生の卒業が近づいてきました。６学年の先生方の提案を受け、卒業する前に各クラスで「特別授業」を行うことにしました。２月２０日に北組、２６日に南、西、東の順番で授業を行いました。
　どのような内容の授業を行おうかといろいろと思案しましたが、児童たちにとって身近な材料で、興味が持て、それでいながら普段あまり考えたことのないようなテーマを取り上げ、しかも感動･感心してくれそうな授業にしたいと欲張りました。そこで、私の専門である言語学の中から適当な材料を探しました。

<Div Align="center">＊＊＊</Div>

　用意したプリントは、「英語は、鏡に映った日本語？」、「背番号一番は一本足打法」、それに宿題として「三河万歳にみんなで万歳三唱」という題名のものです。２６日の前日にもう１つの材料---プリントを用意できませんでしたが、題名をつけるとすれば、「ひぃ、ふぅ、みぃに隠された秘密」---をにわかに付け加えました。それぞれのクラスで宿題を除いた３つのテーマから１つまたは２つを取り上げて授業を行い、全クラスに宿題の答案と感想を提出してもらいました。

　「英語は、鏡に映った日本語？」では、理科で学んだ化学式の話を手がかりにして、日本語と英語で姓名や住所の表記の順番が鏡文字のように逆転すること、１つの句の中の語順も逆転することを明らかにしました。理科や英語の学習の中でそれとなく気付いていたことが、すっきりと分かったようです。感想文の中には、主語の位置に関しては、逆転していないことについて質問してくる児童もいました。

　「背番号一番は一本足打法」は、漢数字の｢一｣をイチと読むときとイﾂと促音化して読むときがありますが、どのような場合に促音化するかを一緒に考えていく授業です。児童たちに馴染みのある清音･濁音の区別だけでは十分説明できないので、少し言語学の専門的知識（無声音･有声音の区別）を用いるときれいに説明できることを紹介しました。知識を広げることによって、秩序だった規則性が見えてくることを理解してもらえたようです。

　「ひぃ、ふぅ、みぃに隠された秘密」では、大和言葉の数え方には意外な秘密がたくさん潜んでいること、それと数字の数え方を考え合わせるといろいろな謎が解けてくることを一緒に考えて行きました。感想文の中には、大和言葉の数え方に関連して、２０日をハツカと呼ぶのに３０日をサンジュウニチと呼ぶのはなぜかという質問もありました。ミソカも考え合わせるとおもしろい方向へ発展していくことを、返事に書きました。

　宿題の「三河万歳にみんなで万歳三唱」は、同じ｢万歳｣がマンザイともバンザイとも発音されますが、同一の漢字が異なって音読みされる例をたくさん挙げて、その規則的な対応関係を見つけ出すものです。

<Div Align="center">＊＊＊</Div>

　児童にとっては、普段学校で学ぶ国語とも、英語とも、理科とも異なる内容だったので、新鮮に受け止められたようです。感想文の中に、｢自分の知らないことがたくさんあることが分かりました｣というのがありましたが、そのようなことに気付いてもらえれば、卒業を間近に控えた６年生への特別授業として多少なりとも意義があったのではないかと安堵しています。

<Div Align="right">中島　平三</Div>]]>
        
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    <title>梅の季節に沼津海浜教育の意義を考える</title>
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    <published>2009-02-22T11:50:37Z</published>
    <updated>2009-07-22T13:25:06Z</updated>
    
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        <![CDATA[　昨年１２月発行の｢初等科だより｣（２２９号）で報告しましたように、東京都の｢平成２０年度教育改革推進モデル事業」に申請していた初等科の「特色ある水泳教育」が、同事業の１つに選定されました。このモデル事業は、特色ある教育を進めている私立学校をモデル校に指定し、教育改革の推進を図ろうとするものです。初等科の学校及び沼津で行っている、着衣泳、日本泳法、沖合での距離泳、和船の操舵などの独自の水泳教育が、高く評価されたと言えます。
　梅花の季節に夏の海のことを語るのはやや季節外れの感がないでもありませんが、来年度の沼津海浜教育が動き始める前に、改めてその意義、特に特別活動としての意義について考えておきたいと思います。このことを考えるきっかけとなりましたのは、昨年度の沼津海浜教育の反省会で、游泳会助手のお一人から日本特別活動学会での発表の様子を伺ったことです。

<Div Align="center">＊＊＊</Div>

　文部科学省の学習指導要領によれば、「特別活動」の目標として、心身の調和のとれた発達や、集団の一員としての自覚、協力する態度、自主性などの育成を促すことが挙げられています。
　特に校外学習のように宿泊を伴う行事では、本物の自然や文化を体験して、集団生活の仕方を身につけたり、公衆道徳を守る姿勢を育んだりすることが期待されています。また実施するに当たって、異なった年代の人との交流など色々なグループの人と触れ合う機会となることが望まれています。

<Div Align="center"><img alt="沼津 - 1.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E6%B2%BC%E6%B4%A5%20-%201.jpg" width="199" height="148" /></Div>

　さて沼津海浜教育はどうでしょうか。５日間の水泳練習や距離泳の挑戦で心身ともに鍛えられます。寝食をみんなで一緒にしたり、班行動をしたりすることにより、集団行動の大切さや、集団の中で協力したり自分で考えて行動したりしなければならないことなどを学びます。

<Div Align="center"><img alt="沼津 - 2.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E6%B2%BC%E6%B4%A5%20-%202.jpg" width="141" height="200" /></Div>

　海は、日によって潮の流れも、水温も、波の様子も異なります。本物の自然と向き合うことは危険を伴いますが、海浜教育では、そうした自然を相手にしながら安全に行事が行えるように、たくさんの助手の方が手伝って下さっています。
　また沼津での水泳は伝統的な日本泳法が基本であり、和船に乗ったり操作したりする練習もします。宿泊する施設は明治以来の日本式の家屋であり、そこで畳（たたみ）や蚊帳（かや）の生活を体験します。日本の伝統的な文化や生活を体験する絶好の機会です。

<Div Align="center"><img alt="沼津 - 3.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E6%B2%BC%E6%B4%A5%20-%203.jpg" width="197" height="148" /></Div>

　手伝って下さる助手の方には、大学生から社会人までいろいろな世代の方がいます。年齢も、職業も、生活している場所もさまざまです。游泳場の中での生活ですが、いろいろなグループの人と接することになります。普段の学校生活とは異なり、学外の人と一緒に生活しますから、公共のルールを守らなければなりません。

<Div Align="center"><img alt="沼津 - 4.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E6%B2%BC%E6%B4%A5%20-%204.jpg" width="200" height="145" /></Div>

　このように沼津海浜教育は、特別活動に求められているいろいろな要件を満たしており、特別活動の理想像と言っても過言ではありません。学会発表を終えて、「これだけの質の高い行事が実在することを知り感動した」といった趣旨の称賛が、多くの聴衆から寄せられたそうです。
　沼津海浜教育は、学習院にとっても、初等科にとっても、大切にしたい宝物です。それを続けていけるのも、游泳会の助手のみなさんの献身的な協力や支援のお陰であることを忘れてはなりません。海浜教育の意義を再認識して、新たな気持ちで新年度の海浜教育の準備に取りかかりたいと思います。

<Div Align="center"><img alt="沼津 - 5.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E6%B2%BC%E6%B4%A5%20-%205.jpg" width="197" height="148" /></Div>

<Div Align="right">中島　平三</Div>]]>
        
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    <title>桜も初等科生も、この時期が大切</title>
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    <published>2009-01-29T23:18:42Z</published>
    <updated>2009-07-22T21:37:25Z</updated>
    
    <summary>　寒い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか。昨日の父母会総会にはたくさんの父母...</summary>
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        <![CDATA[　寒い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか。昨日の父母会総会にはたくさんの父母の皆様にご参会戴き、誠にありがとうございました。川嶋優先生のご講演、｢まず教えよう｣からは、親や教師の子供への接し方について、たくさんのことを学ぶことができました。先生には改めて御礼を申し上げます。
　今回は、１月２９日の朝礼でのお話を配信いたします。

<Div Align="center">＊＊＊</Div>

　先週の火曜日の１月２０日は暦の上で大寒でした。そして来週の水曜日の２月４日は立春になります。大寒から立春の間が１年の中でいちばん寒い時期に当たるといわれています。またこの時期が、例年、風邪やインフルエンザが最もはやる時期です。

　こうした寒い時期にも、春の訪れが少しずつ感じられます。先週の週末に近所を散歩していた時、今年になって初めて開花しているタンポポを見つけました。また陽だまりには、小さな青い花のオオイヌノフグリが咲いているのを見つけました。桜の木の枝には、小さな花芽がたくさんついています。

　桜の花がきれいに咲くためには、この時期の寒さとそれに続く暖かさが必要です。桜の木は、花を散らせると、6月頃に次の年に向けて花芽をつけ始め、秋になると葉を落として休みと眠りに入ります。これを｢休眠｣といいます。休眠の間に、花がたくさんつくように、栄養を蓄えます。休眠から覚めるようにと促すのが、１月から２月にかけての寒さです。寒さによって休眠から覚まされたところに、２月から３月にかけての暖かい日が続くと、花の開花が始まります。桜が４月にきれいな花をつけるためには、１月から２月にかけての寒さと、２月から３月にかけての暖かさを経験しなければなりません。１月から３月にかけての寒さと暖かさは、桜が４月にきれいに開花する上で大切な役割を果たしています。

<Div Align="center"><img alt="桜の花芽.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E6%A1%9C%E3%81%AE%E8%8A%B1%E8%8A%BD.jpg" width="149" height="224" /></Div>


　みなさんは４月になると１学年ずつ進級します。６年生は中等科へ進学します。みなさんが４月に進級して立派な花を咲かせるためには、この３学期の過ごし方が大切です。みなさんにとっても、桜と同様に、この１月から３月にかけて大切に過ごすことが必要です。３学期は短いですが、４月にきれいな花を咲かせるように、大切に過ごすようにしましょう。

<Div Align="right">中島　平三</Div>]]>
        
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    <title>駅伝に見る礼儀正しさ</title>
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    <published>2009-01-08T12:37:40Z</published>
    <updated>2009-07-22T21:38:12Z</updated>
    
    <summary>　新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。 　国内外の経...</summary>
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        <![CDATA[　新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
　国内外の経済状況は決して明るいものではございませんが、そうした時であるからこそ、子供たちには将来への力をしっかりと身に付けさせ、将来への夢や希望を育むような教育を行って参りたいと思います。
　今回は、１月８日に行われました３学期始業式における話をお届け致します。

<Div Align="center">＊＊＊</Div>

　平成２１年の新しい年が始まりました。新しい年が始まるに当たり、今年の目標を立てたり、新たな夢や希望を考えたりした人も、たくさんいることと思います。私は、学校が平穏で、皆さんが落ち着いた雰囲気の中で、楽しく学べることを願っています。

　１月の｢今月のめあて」は「礼儀正しく」です。今日は、冬休みの間に、学習院関係者の礼儀正しい姿に接して大変清々しい思いをしたことについて、お話ししようと思います。

　正月恒例の東京箱根間往復大学駅伝競走が１月２日、３日に行われました。この駅伝大会には、一昨年に続き、学習院大学・陸上部の川内優輝さんが、関東学連選抜チームの一員として参加しました。学連選抜チームというのは、１つの大学で単独チームを組めない場合に、いろいろな大学から選手が集まって組むチームです。川内選手は、学連選抜チームの第６区の走者、２日目復路の第１走者として、芦ノ湖畔から小田原に向かう急な下り坂を走りました。結果は第６区を走った２３人の中で、３番目の良いタイムで走り、チームの順位を引き上げるのに大きく貢献しました。学連選抜チームは総合で９位、復路だけですと３位という立派な成績を残しました。

　私が感心したのは、川内選手のタイムが立派であったこと以上に、スタートを切る直前に、ほんの一瞬テレビの画面に映し出された時の光景です。２日目の第１走者は、スタートを切る前に、チームごとに名前を呼ばれ、ゼッケンと襷（たすき）のチェックを受けます。大会の審判員の方にチェックをして頂くと、川内選手は２度ほどにこやかにお辞儀をして、お礼の気持ちを表していました。この光景を見て、私は大変清々しくまた誇らしい気持ちになりました。新年の挨拶に来ていた親戚の人もそのテレビの光景を見ていて、思わず、「さすがに学習院の学生は礼儀正しい」とつぶやき、感心していました。

　駅伝大会を運営するに当たり、多くの人が協力してくれています。そうした協力があってはじめて、選手たちは競技に専念することができます。選手がそのことを忘れずに、感謝の気持ちを表すのは、当然と言えば当然かもしれません。川内選手は、２学期の終業式で話した、「当たり前のことを当たり前に行う」ことができたのです。そのことが、見ている人たちに大変爽やかな感銘を与えたのです。

　学習院初等科が開校してすぐの明治１２年（今からちょうど１３０年前）に定められた「学習院学制」という学校の決まりの中に、「本院ノ生徒ハ殊ニ行状方正心術誠実ニシテ世間ノ規範トナルヲ要シ」と定められています。学習院に学ぶ児童や生徒・学生は、特に礼儀や行儀を正しくし、心構えを誠実にして、社会の手本となるように努める必要がある、という意味です。この考えは、学習院に学ぶ者にとっていつの時代においても大切なことです。川内選手の何気ないしぐさがテレビの画面を通じて多くの人の目にとまったと同じように、みなさんの行動や行いが通学路や電車の中で多くの人の目にとまっているかもしれません。常日頃から、行儀や礼儀をきちんと、当たり前のように行えるよう心掛けることにしましょう。

　３学期は今年度最後の学期になります。特に６年生にとっては初等科生活最後の学期になります。礼儀正しく、そして学校全体が静かな落ち着いた雰囲気の中で、楽しく学べるように一人ひとり努力するようにしましょう。

<Div Align="right">中島　平三</Div>]]>
        
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    <title>「当たり前」が引き寄せた「神宮の奇跡」</title>
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    <published>2008-12-23T14:46:54Z</published>
    <updated>2009-07-22T21:38:27Z</updated>
    
    <summary>　初等科では１２月２２日に平成２０年度２学期の終業式が行われました。暦などの関係...</summary>
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        <![CDATA[　初等科では１２月２２日に平成２０年度２学期の終業式が行われました。暦などの関係で、例年よりも幾分早目の終業式でした。今回は、終業式におけるお話をお送りします。
　皆様にとりまして、この１年間は如何だったでしょうか。初等科では、初の学校説明会開催や、登下校安全確認システムの導入、そして「初等科NEWS」や「科長ブログ」の配信開始など、活発な動きがありました。児童たちも、新しくなった校庭の遊具やバスケットボールコートで元気に遊んでいます。１年間ご支援・ご協力を戴き、厚く御礼を申し上げます。どうぞ、良いお年をお迎えください。

<Div Align="center">＊＊＊</Div>

　今日で２学期が終了し、同時に平成２０年の初等科での生活が終わります。平成２０年が終わるに当たり、各自この１年を省みることにしましょう。
　その際、学校や家庭における「基本的なこと」をきちんと行うことができたか、ということから振り返ってみるとよいと思います。学校で静かに授業を受けることができたでしょうか。授業中に自分で理解するように努力したでしょうか。お友だちに意地悪などしなかったでしょうか。家では夜更かしなどせずに規則正しい生活を送ることができたでしょうか。
　これらはあまりにも当たり前の事なので、改めて反省するまでもないと思われるかもしれませんが、基本的なことがしっかりとできていなければ、いくら難しいことや大変なことをやろうとしても空回りに終わってしまいます。当たり前の事を当たり前に行えることが何よりも大切です。当たり前に行えるというのは、人に言われなくても自分から行えるということです。

<Div Align="center">＊</Div>

　今日は、この｢当たり前の事を当たり前に行う｣ことの大切さを教えてくれている１冊の本を紹介しようと思います。本の名前は『神宮の奇跡』、学生野球が行われる神宮球場で奇跡が起きた、というものです。この本の表紙のＧのマークは、野球部のみなさんにはお馴染みですね。学習院の野球部のユニフォームは、初等科から大学まですべて同じです。この本は、学習院大学の野球部が今からちょうど５０年前に、東都大学の１部リーグ（いちばん強い大学が所属しているグループ）において見事に優勝した時の様子を描いたものです。その時のチームには、主力選手として活躍していた初等科の卒業生もいました。東都大学の１部で学習院大学が優勝したのは、この時が最初にして最後でした。その後一度もありません。
　その年の秋シーズンでは、学習院を含めた３つの大学が同じ勝率で首位に並びます。３つの大学の間で総当りの決勝戦を行いますが、どの大学も１勝１敗になり勝負がつきません。もう一度総当りの決勝戦を行いますが、再び１勝１敗になり依然として優勝が決まりません。そこで、このシーズンは｢優勝をお預けにしよう｣という提案が２つの大学から出されます。しかし学習院は、「もう一度だけ決勝戦をしましょう」と提案し、それがようやく認められて３度目の決勝戦が行われます。既に１１月も下旬になり、手がかじかむような寒さになっていました。決勝戦には初等科の児童も学校を挙げて応援にかけつけ、熱い声援を送りました。熱戦のすえ学習院が２勝をあげ、ようやく決着がつきます。この本の中の表現を借りれば、「信じられないことだが、本当に学習院が優勝してしまったのである。それは、奇跡としかいいようのない番狂わせだった。」というくらいのたいへんな出来事だったのです。
この本の著者は、その当時のことを次のように振り返っています。


<BLOCKQUOTE>「言うまでもなく、学習院大学は、野球の名門大学ではありません。有名な高校球児など一人も入ってこない学校です。
　では、そのような学校がなぜ優勝できたのでしょうか。それは、特別なことは何もありません。ただ、ひとつのプレーをおろそかにしない、相手が強大であってもこつこつと戦いを挑んでいく、どんなに劣勢になろうが絶対にあきらめない---そんな当たり前のことを彼らがやってのけたからに過ぎません。」</BLOCKQUOTE>
　スポーツをやる人たちにとって、「ひとつひとつのプレーをおろそかにしない」とか、｢こつこつと戦いを挑んでいく｣、「絶対にあきらめない」などということは、基本的なことです。その基本的なことを一人ひとりが当たり前のようにやったことが、結果として奇跡を起こしたのです。この学習院大学の優勝は、当たり前の事を当たり前に実践することがいかに大切であるかを教えてくれています。

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　みなさんが１年を振り返るに当たり、最初に言いましたように、授業を静かに受けることができたか、お友達と仲良くすることができたか、規則正しい生活を送ることができたか、などということを反省してみましょう。 こうしたことは小学生として当たり前の事です。そうしたことを自分から当たり前に行うことができたでしょうか。当たり前の事を当たり前にできるようになることが、何よりも大切です。
　それでは、冬休みの間、健康に気をつけて、有意義に過ごしてください。１月８日に元気な姿でお会いしましょう。

<Div Align="right">中島　平三</Div>]]>
        
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    <title>「育てる教育」、「育つ教育」</title>
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    <published>2008-12-10T04:00:00Z</published>
    <updated>2009-07-22T21:38:41Z</updated>
    
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        <![CDATA[　この１２月より、本科のホームページで、｢科長ブログ｣を発信開始することになりました。学校の様子や、朝礼や式などでの話、随想や雑感などを、随時お伝えしていきたいと思います。学習院初等科では、施設や制度などのいわばハード面における教育改革に引き続き、「教育の質的向上」と「広報活動の推進」を目指してソフト面における教育改革を推し進めています。｢科長ブログ｣および同時に開始する「初等科NEWS」は、「広報活動の推進」の一環として、広報委員会が中心となり準備を進めてきたものです。
　第１回目は、日頃考えている教育や学校のあり方についての雑感をお伝えしたいと思います。

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　教育は、教師が子供を「教え、育てる」と理解するのがもっとも一般的です。しかし子供には、ちょうど花の種子に光や水を与えると自然に開花するように、自ら育つ力があります。その面に注目するならば、学校や教師は、光や水のように、子供が自ら育つのを手助けしたり、きっかけを与えたりする役割を担うことになります。教育の｢育｣には、｢育てる｣という他動的な意味とともに、｢育つ｣という自動的な意味があるのは、教育に｢育てる教育｣と｢育つ教育｣の両方があることと関係しているように思えます。

　初等教育の段階では｢育てる教育｣が大きな比重を占めますが、上級学校に進学するにつれて｢育つ教育｣の重要性が増してきます。人間の生来的な能力や、教育で教えられることの有限性などのことを考えますと、初等教育においても、｢育つ教育｣を視野に入れ、子供たちにその姿勢を育む必要があります。

<Div Align="center"><img alt="科長ドッジボールぼかし3.jpg" src="http://info.ps.gakushuin.ac.jp/kacho/images/%E7%A7%91%E9%95%B7%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%BC%E3%81%8B%E3%81%973.jpg" width="199" height="150" /></Div>

「育てる教育」でも｢育つ教育｣でも、教えたり、きっかけを与えたりするのは、まず教師です。友達同士で教え合い、学び合うということもあります。人ばかりではなく、教材、施設、設備なども教える上で重要な役割を担います。さらに教える場の立地や雰囲気も大切です。これらをまとめて教育環境と呼ぶならば、教育環境全体でもって、子供を育てたり、子供が育つのを手助けしたりすることになります。教育環境が恵まれていることは、質の高い教育を行い、豊かな教育効果を上げるために極めて重要です。学校には、教員・友達・施設・設備・立地・雰囲気などあらゆる面の教育環境を整えていくことが求められます。

　これらの教育環境は、現時点で充実が求められる｢横軸｣の要件です。教育環境には、さらに、時間の経緯の中で積み重ねられる歴史や伝統という｢縦軸｣の要件があります。｢縦軸｣の要件も、今日の教育実践に息づいているならば、教育環境の重要な一部となります。

「育てる教育」でも｢育つ教育｣でも教える内容は、知識はもちろんのこと、運動や芸術の技能や感性、徳性、健康や体力など多岐にわたります。子供の健やかな成長には、知･情･意･徳･体がバランスよく豊かに発達していくことが肝要です。

　学習院初等科では、児童がバランスよく育つよう、また育てることができるように、あらゆる面の教育環境の充実に努めてきています。平成１９年からの全学年１クラス３３名の少人数体制、新校舎竣工、校庭改修などの制度や施設を実現しましたが、そのあとも、本館教室の改修、安全な遊具への更新、登下校安全確認システムの導入、副教材の作成などに取り組んでいます。また教員の質の向上や教育内容の充実を目指して、研修活動も活発化しています。

　１３０年以上に及ぶ初等科の伝統は、洗練された雰囲気を醸し出し、また今なお随所に実践として息づいています。游泳教育は明治１３年（１８８０年）に始まり、現在も６年生を対象とした沼津海浜教育に受け継がれています。沼津海浜教育を中心とした初等科の特色ある水泳教育は、東京都の平成２０年度教育改革推進モデル事業に選ばれました。明治１５年（１８８２年）に始まった英語教育はわが国でも屈指の長い歴史を誇り、小学校英語の先駆的な役割を果たしてきています。

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　今後も、「育てる教育」｢育つ教育｣の両方における更なる質の向上を目指して、あらゆる面の教育環境、教育内容の充実に努めて参る所存です。

<Div Align="right">中島　平三</Div>]]>
        
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